小説

城は踊る 岩井三四二

戦の描写が生々しくて迫力があった。 城は踊る (角川文庫) 作者: 岩井三四二 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2013/01/31 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

散り椿 葉室麟

それぞれの登場人物が思いを持っていて、 あー、いろいろあるよねみたいな感じで面白かった。 いいお話でした。 散り椿 (角川文庫) 作者: 葉室麟 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2014/12/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

楊家将 北方謙三

宋の時代の武将のお話。 中国では三国志、水滸伝に並んで有名な話らしい。 楊家将(ようかしょう)(上) 作者: 北方謙三 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2013/03/08 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 楊家将(ようかしょう)(下) 作者…

古惑仔 馳星周

どうしようもなくどんづまりな感じがやるせないけどかっこいい。 面白かった。 古惑仔 (角川文庫) 作者: 馳星周 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2013/10/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

秋月記 葉室麟

淡々としながら物語のある時代小説。 読んでいて贅沢な感じ。 秋月記 角川文庫 作者: 葉室麟 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

アムリタ 野崎まど

映画を撮る大学生のお話。 一見普通の学生青春ラノベっぽいけけど、内容はSF感がすごいあって、面白かった。 終盤の疾走感が凄い。 [映]アムリタ メディアワークス文庫 作者: 野崎まど 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 発売日: 20…

眠たい奴ら 大沢在昌

ハードボイルドエンタメ小説。 面白かった。 眠たい奴ら (角川文庫) 作者: 大沢在昌 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2000/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る

ぼんくら 宮部みゆき

安心の面白さ。 主人公の細かいことを気にしない性格がいい。 ぼんくら(上) (講談社文庫) 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/04/15 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (166件) を見る

勝手にふるえてろ 綿矢りさ

内容はどこにでもありそうな普通の恋愛のお話だけど、 文章がすごく上手で、一文が長いんだけどリズムよく読める感じが 素敵に感じた。面白かった。 勝手にふるえてろ (文春文庫) 作者: 綿矢りさ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/11/16 メディア: Ki…

野崎まど劇場 野崎まど

すげー 笑ったぁ。面白過ぎる。 王座戦の話は反則的に面白すぎた。 独創短編シリーズ 野?まど劇場 (電撃文庫) 作者: 野崎まど,森井しづき 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス 発売日: 2012/11/09 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 21回 この商…

利休にたずねよ 山本兼一

だんだん過去にさかのぼっていく形式が面白かった 。 淡々とした語り口で、こちらが想像させられる感じ。 天下を取ってからの秀吉の王様っぷりが山田風太郎の妖説太閤記を思い出させた。 利休にたずねよ (PHP文芸文庫) 作者: 山本兼一 出版社/メーカー: PHP…

リブート! 福田和代

システム屋さんのお話。 ものすごく引き込まれて、おもしろかった。 リブート! 作者: 福田和代 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2011/07/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (9件) を見る

松本清張傑作選 黒い手帖からのサイン―佐藤優オリジナルセレクション

松本清張の短編セレクション。 どれも面白かったが、特に「張込み」「捜査圏外の条件」「点」がよかった。 語り、文章がいいし、最後の終わり方が意味深げで素敵。 松本清張傑作選 黒い手帖からのサイン―佐藤優オリジナルセレクション (新潮文庫) 作者: 松本…

ここは退屈迎えに来て

このサイトを見てから、読みたいなと思っていて、面白かった。 国道沿いの「退屈」について――『ここは退屈迎えに来て』 - シロクマの屑籠 読んだあとの感想としては、 自分のよく知っている郊外の生活の感じが読めて嬉しい。 一般的、普遍的ではなくて、 具…

おそろし 三島屋変調百物語事始

物語、語ることによる鎮魂のはなし。 時代物なんだけど、真に迫る感じがあっておもしろかった。 所々にはっとする文章があって、さすが。 「さても面妖なお話だよね。夢見が悪くなりそうだけれど、でも、怖いというよりは、あわれだねぇ」 「――お彩さんです…

八月の博物館

エジプトの発掘作業と過去の博物館と作家とのお話。 人間であることはどういうことか、というテーマが少しだけ感じられた 八月の博物館 posted with amazlet at 14.01.25 瀬名 秀明 角川書店 売り上げランキング: 866,338 Amazon.co.jpで詳細を見る

徳川御三卿 南原幹雄

8代将軍吉宗の後置かれた御三卿と、 従来からの御三家との争いをテーマにしたお話でした。 徳川御三卿〈上〉 (角川文庫) posted with amazlet at 13.10.16 南原 幹雄 角川書店 売り上げランキング: 1,516,812 Amazon.co.jpで詳細を見る

松本清張 点と線・火と汐

松本清張小説セレクション 第1巻 点と線・火と汐 posted with amazlet at 13.10.04 松本 清張 中央公論社 売り上げランキング: 1,377,418 Amazon.co.jpで詳細を見る 点と線が面白かった。 話の構成や登場人物の描写なんかが良いから、 最後の解決ですっとす…

ハーモニー

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) posted with amazlet at 13.09.23 伊藤 計劃 早川書房 売り上げランキング: 4,015 Amazon.co.jpで詳細を見る これは凄い小説。面白いしかっこいいし、圧倒された。 SFの王道、醍醐味っていう感じの、「人間とはなにか?」 と…

大帝ピョートル

大帝ピョートル (中公文庫) posted with amazlet at 13.09.10 アンリ トロワイヤ 中央公論社 売り上げランキング: 268,758 Amazon.co.jpで詳細を見る ロシアの皇帝の話。 在位が1682年から1725年なので、 日本で言うと江戸時代にあたる。 はじめは歴…

グッドラック-戦闘妖精・雪風 神林長平

グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA) posted with amazlet at 13.08.11 神林 長平 早川書房 売り上げランキング: 23,299 Amazon.co.jpで詳細を見る 戦闘妖精・雪風を知ったのは、運悪く大人にになってからだった ただただしさんの日記で、紹介され…

西行と清盛

和歌が大きなテーマになった小説。 西行と清盛 (中公文庫) posted with amazlet at 13.06.30 嵐山 光三郎 中央公論新社 (2012-04-21)売り上げランキング: 378,143 Amazon.co.jpで詳細を見る ただし、なぜか途中から闇法師七人衆が出てきて山田風太郎の忍法帳…

百万石太平記

百万石太平記 (新潮文庫) posted with amazlet at 13.06.28 南原 幹雄 新潮社 売り上げランキング: 794,331 Amazon.co.jpで詳細を見る まるでミステリのような結末。